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第2学期始業式 式辞

最終更新日 [2019年9月4日]  

第2学期始業式 式辞

 

<始業式式場の体育館>

昭和461971)年に落成した体育館も、新体育館建設後に解体されます。

バドミントンに、バレーボールに、バスケットボールに、そしてクラスマッチに汗を流されたことでしょう。


皆さん、おはようございます。

今年も確かに暑い夏でしたが、その中で20歳の若さで全英女子オープンゴルフを制した女子プロゴルファー渋野日向子(しぶの ひなこ)さんの、まさにスマイリングシンデレラと絶賛された溢れんばかりの爽やかな笑顔で、暑さをしばし忘れた夏でもありました。と言いながら、私はこの8月に二度も三度も夏バテしました。

 

本校においては、7月31日(水)に3年生だけになってからの「補講」での姿は、実に真剣そのものに映りました。先生の説明の一つ一つ、板書の一行一行を「今、納得して頭に詰め込もう」という姿であり、よもや「後でやり直せばいい」などという気持ちが微塵も感じられない、まさに受験生としての姿でした。いよいよ上昇気流を起こし始めてくれているように感じています。この上昇気流が今日から始まる2学期の中で、日を追うごとにジェット気流に変わっていくのであろうと楽しみにしています。

 

37日間の夏休みに入る前日の終業式では、学期中にはできなかったことなどを経験しながら、自信に溢れた姿に成長してほしいと伝えましたが、さっそく夏休みの初日からみやま市内の全小学校11校でサマースクールが実施され、その支援ボランティアとして2年生の60名の生徒さんが希望して小学生の学習のサポートに当たってくれました。私も時間の許す限り激励に伺いましたが、却って邪魔をすることになったのかもしれません。そこで私の方が小学校の校長先生方に丁重な対応をしていただき恐縮した次第ですが、小学校の校長先生方から皆さんの様子などについて、このように伺いました。

○実に熱心に、丁寧に指導していただいています。優秀な生徒さんですね。

○自分の小学校時代はこうだったんだなぁと振り返ってありましたよ。でも、解いている問題が随分と変わっている、難しくなっているとも感じられたようです。

○私の娘も山門高校にお世話になりました。公務員希望で山門に入学したんですが、大学進学に変更し、今は教師を目指してくれています。先生方に熱心に指導していただきました。本当に山門高校の先生方のおかげです。

このようにおっしゃっていただいたのですが、これこそが「山門高校の良さ」ではないでし

ょうか。まず、山門生は求められると、地域に貢献し、その中で自分を伸ばそうと、当たり前のように多くの生徒がボランティアで地域に出ることを希望してくれる。熱心に、丁寧に、つまり誠実に状況に応じて人や場面に向かうことができる。先生方は一人一人の生徒のことを考え、熱心に指導していただく。五手も六手も七手も八手も、手間暇を惜しむことなく指導の手を入れていただく。このことを生徒と保護者の方々に期待していただいているから、先生方がそれにこたえていただく。

 

 でも、世の中にパーフェクト、完璧、絶対はないんです。私も過去に授業をしていまして、「納得のいく授業ができた」ということはあまり、というかほとんどなかったんです。万が一、仮に「今日は淀みなく授業ができた」と満足できる授業があったとしても、生徒さんにとっては、サーッと流れていった、何だかわからない授業であって、意外と私が引っかかりながらやった授業の方が、一緒にわからないところをクリアしていく授業になっていたのかもしれません。

 ですから皆さん、「もう少しこんなふうに噛み砕いていただくと、わかりやすいかもしれません。」などと先生方に伝えていいんですよ。だって、皆さんの夢や目標の実現の仕方を教える、導き支えるのが先生方の仕事なのですから。今、1時間、1時間の授業では「主体的・対話的な手法による深い学び」を目指しています。この「対話的」というのは、単に授業の中でのペアワークやグループワークということだけではなく、例えば教科書や問題と自分との対話、自分自身との対話もあれば授業を担当する先生と授業を受ける生徒の皆さんとの対話、やり取りというのもある。それは批判や批評ではない。この対話、やり取りによって、学校生活の中心である1時間、1時間の授業がより良いもの、より良質のものになっていくに違いありません。

 

 さらに、学校生活の中で困っていることがあれば、先生方に伝えていいんですよ。困っていることや悩みを伝えるのは、恥ずかしいことではありません。担任の先生だけではなくて副担任の先生、教科担当の先生、部活動の顧問の先生、養護の先生などが身近にいらっしゃいます。皆さんからのサインを受け止めた先生が、プライバシーを守りながらクラスを超えて、自分を超えて学年の先生方に伝えて学年全体で考えたり、学校全体で考えたり、問題によってはスクールカウンセラーの先生に相談したり、教育委員会に相談したりしながら、よりよい解決策を導き出すべく、組織として団体で対応します。このことも県立(公立)高校の良さの一つだと感じています。皆さんに「受験は団体戦」だと伝えます。同様に、生徒の皆さんが抱える問題の解決に当たっても「団体戦」なんです。

 

 このような思いを生徒の皆さんと先生方とで共有して、改めて2学期をスタートさせましょう。9月末に実施予定の「中学生体験入学」では、中学3年生の後輩の皆さんの進路選択のためにちょっぴり力を貸してください。さらに、1・2年生は文化祭、2年生は修学旅行と、楽しみにしている大きな学校行事を経験しますし、既にそれを経験して力にした3年生はいよいよ進路実現へと、それぞれの学年が充実の秋に向かいます。山門生の色とりどりの実りを期待し、楽しみにしています。

 

 それでは最後に、皆さんと同年代の方がつくられた「自分のはやさで」というタイトルの詩を紹介して、まとめにならないまとめとします。

 

  「自分のはやさで」

  誰かの先を行くんじゃなくて

  今より先に行こうと思う

  自分のはやさで

  自分のできるかぎりで

  自分をこえていこう

  自分が自分でいること

  それが大切

  今の自分よりも先に行く

 

 以上、青春時代の真っ只中にいる皆さんが、一日一日をパワフルに生きてくれること、そのような姿を見せてくれることを楽しみにして、2学期始業式の式辞とします。終わります。

 

 

 

 

 

 <みやま市小学校サマースクール>

 2年生60名が市内小学校で実施されたサマースクールで、学習支援ボランティアを務めました。教えているようでいて、多くのことを学んだようです。


 

7月22日(月)~24日(水)水上小学校にて

 

 

7月25日(木)~29日(月)南小学校にて

 

 

 

 

 <チャレンジ体験みやま(第1回)

8月5日(月)に「まいピア高田」で実施された「チャレンジ体験みやま」では、37名の2年生が参加し、小学生との交流を楽しみました。


 



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