1学年芸術の授業「書道」 書く前にしっかり説明を聞きます
一筆一筆、交代して書いていきます
各班の作品です どの班も協力して書くことができました |
1年生は毎週木曜日に2時間、芸術の授業があります。音楽・美術・書道の3科目の中から1つを選択し、年間を通じて学びます。 現在、書道の授業では「牛撅造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)」の「弥勒」という文字を書いています。「牛撅造像記」は、5世紀末の中国、北魏の時代に、息子(牛撅)を亡くした母親が冥福を祈って仏像を作らせたといわれる話です。 3、4人で班を作り、一人一画ずつ交代で文字を書いていき、班全員で「弥勒」という文字を完成させます。一人で書くときとは違って一筆一筆に責任をもち、生徒はいつにも増して真剣に取り組んでいました。 また、他の生徒の書く様子を観察するため、文字全体に対する一画がもつ役割や存在感など、文字に対する異なった視点に気づくことができました。 座学で知識を得るだけでなく、体験を通して学ぶことができるのが学校教育のいいところです。山門高校の芸術の授業はいつも楽しそうです。 |
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