山門LABO「色の感じ方と三原色」実施
身の周りにある 「色」の役割について学習しました
「色相環」を作成しています
「光と色の三原色」から作られる 「いろいろな色の影」を体験しました
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11月13日土曜日に山門LABOを行いました。山門LABOは1・2年生の理数コースの生徒を対象に、体験的活動をとおして科学的・論理的思考力と協働する力を育む取組です。
今回は、色の明るさや鮮やかさなど「人は色をどのように感じるか」「光の三原色と色の三原色」について学習しました。
最初に、家庭科の教員から、国や地域の文化によって虹色の数の認識が異なることや、生活の中で「色」は様々な役割を担っていることの説明を行いました。その後、色を系統立てて扱うことができる「配色カード」を用いて「色相環」を作成しました。色相環は、色を円状に並べたもので、色の位置関係から補色や三原色を確認することができるものです。
次に物理の教員から、人が感じる色は網膜に入射する「電磁波」によるものである説明を行いました。そして、光の三原色「赤・緑・青」と色の三原色「マゼンタ・シアン・イエロー」の関係を、実際にスクリーンに光を当てて実験しました。
生徒は「人が感じる色の特徴を利用して、日常生活の中に色を取り入れていることが分かった。」「影は常に黒いものだと思っていたけど、実験でいろんな色の影ができて驚いた。」と話していました。
体験的な活動は、科学的にも論理的にも深い学びに繋がります。これからも充実した山門LABOを実施していきます。